股関節壊死
自分が体験した股関節壊死との付き合いです
- 発症してから自分が行ってきた経験について書いてあります。
一般病理学によると。
股関節壊死(大腿骨頭壊死)とは何らかの原因で股関節が血行障害に陥り、大腿骨が栄養不足になり壊死してしまう症状です。その結果、体重の負担が集中する部位の骨は陥没し、関節の表面が変形して、関節面がうまくかみ合わず、二次的に変形性関節症へと進行してゆきます。
原因となる要素の一つとして、ステロイドの大量投与や、アルコールの多飲によっても起こることがわかっています。
治療法としては、早期発見の場合は、筋力トレーニングなどの保存療法が行われ、酷い場合は、人工関節の手術を行ったりします。
股関節壊死と診断される。
20年くらい前の朝、左足付け根が我慢のできない激痛に襲われ、国立病院で検査をしたところ、股関節壊死と診断され、半年以内に手術をしないと骨がつぶれてしまうといわれました。
さっそく友人の医師に相談したところ「オペは出来るのであれば、しないに越したことはないヨ!」と言われましたので、やけくそでオペは左足がつぶれてから行おうと決心しました。
カミさんもそうなったらおしゃれな杖でもついたらどうですか!ということで、その気になってそのまま放っておきました。しかし不安はありました。
股関節壊死との付き合い。
ある日、昔受講した西野流呼吸法の講演テープを聞いた時、西野先生の講演の中で、呼吸法は細胞から再生する。骨はカルシューム剤を摂っても丈夫にはならない、骨を丈夫にしたいのであれば細胞から再生することのできる呼吸法が良いらしい。
藁にもすがる気持ちで色々な呼吸法を実践しました。結果として骨はつぶれることなく10年以上持たせることが出来ました。
しかし月に1回くらいの間隔で痛みは訪れて、1週間くらい我慢すると痛みは引く繰り返しでしたが、潰れずに保っているのだから我慢していました。
腰痛、膝痛にも悩まされました。
30代のころから、ぎっくり腰は、よくなりました。これは自然治癒で治すしか方法はないようで、半月は寝ていても辛い状態でした。
50代位から膝が痛み始めました。サポーターをつけると痛みは引くのですが母親も膝の手術をしたため、自分も恐れていました。
ヨーガとの出会い。
健康オタクの自分はヨガに興味を持ち、ヨガの各ポーズを実践して一定期間経過した頃、今まで定期的に訪れていた股関節痛が全くなくなってしまった事に気がつきました。
そればかりか、膝痛も腰痛も全くなくなってしまいました。
痛みが無くなって3年目に入ります。
色々な組み合わせで良くなったのだと実感させられました。
健康になってゆく方法。
- 太り気味の方は体重を減らして患部への負担を減らします。 体重を減らす
- 呼吸法で骨の細胞を再生させて行きます。 呼吸法とストレッチ
- 全身に対するストレッチで発症原因を解消させます。
- 骨格のバランスを正常な状態に近づける事で、内臓は活発に働き、自己回復力、免疫力が高まります。
- 痛い箇所へのストレッチで患部の血行をよくします。
- 痛みが取れてから出来るトレーニングです。
- 痛みが取れてから出来るトレーニングです。
人それぞれで効果の違いはあるでしょうが、行った事でのマイナス要因はまったくありません。継続することで必ず健康になれるはずです。